推し語りしてるだけです
こんにちは、お久しぶりですやっちです。
なんだか今年は桜の開花がめちゃくちゃ早いみたいですね!
私は花粉症で用事がない限り引きこもる生活をしているので
奈良では桜はどうなのか把握していません…お花見したい…
というわけで(?)去年撮った奈良の桜の写真を代わりに貼って
お花見した気分になろうとおもいます。
自信作です。カメラで撮ったやつをスマホで色いじってます。
本題ですが、先日平城宮跡歴史公園オープンしましたね!
土日にイベントやってました。
もちろん初日に古代史好き仲間と行ってまいりましたよ!!
復元遣唐使船に乗れたり、奈良時代の暮らしを知れる展示スペース、
奈良の野菜使った料理やおしゃれなスイーツが楽しめる場所もできて、
なかなか楽しめる場所になっていましたよ!ご飯もおいしかった~~
そして何故私がわざわざイベントに行ったかというとね…
これです!!天平楽!!!
遣唐使で有名な阿倍仲麻呂1300年を記念して公演されていた舞台の第三段。
サーカスと音楽と劇って感じでした。勿論サーカスの部分、すごかったですよ。
この日結構風強かったんですが空中ブランコや綱渡り、ポールダンス等々
ですが私のお目当ては写真↑の綱渡りをしている人
……を見上げている3人……のうちの右の柿色の衣の男性です!!!
吉備真備なんですよ~~~私の歴史上の推しメンです。
「高校の教科書に出てきたような?」レベルの知名度だとは思いますが、なかなかにすごい人物です。儀式を整えたり、皇太子の家庭教師したり、築城したり乱平定したり…逆にこの人何ができないんだろう…(歌が残ってないので、そこはできなかったんじゃないかなんていわれることもありますけどね)
ごく簡単に紹介すると…
21歳留学生(るがくしょう)として19年間唐に渡ります。阿倍仲麻呂も一緒です。礼や兵法・暦・建築まで幅広く学び、様々な書籍や弓矢や楽器を日本に持ち帰り、帰国後重用され皇太子(聖武天皇の娘。後の孝謙・称徳天皇です)の家庭教師になります。
その後も昇進を重ねるのですが50代半ば >>>突然の左遷<<<
そして60目前 >>>突然の遣唐副使任命<<<
60歳で遣唐使はなかなかハードですよ…
この時の帰りの遣唐使船4雙のうち第一船には前回帰国できなかった阿倍仲麻呂もようやく帰国が許され、乗っていたのですが…有名ですよね。この船はベトナムのほうまで流されて結局帰国は叶いませんでした…
真備の船は今の和歌山県太地町に漂着しなんとか生きて帰ったと思ったら…
朝廷「おかえり~、次は大宰府ね^^」
老人をこき使いすぎィ…!!九州大宰府で怡土城築城したり防人の訓練したり、兵法教えたり、真備おじいちゃん働きます。
ようやく都に呼び戻されるのは真備が70歳になった時…
その年に藤原仲麻呂が乱を起こし、真備はかつて教え子だった孝謙上皇の元で参謀として策を練り乱を平定。仲麻呂の乱もしくは恵美押勝の乱って教科書でもおなじみですが、真備70歳だし仲麻呂も60歳目前なんですよねぇ…おじいちゃんVSおじいちゃん無茶しやがる…。
その後は孝謙上皇改め称徳天皇の元で右大臣にまでのぼりつめるという、地方出身豪族としては異例の大出世。
平安京遷都で有名な桓武天皇のパパ光仁天皇の代まで仕え、81歳で薨去という当時で考えるとめちゃくちゃ長生きです。奈良時代をほぼカバーしちゃってますよ。
あまりに長生きなんで、かつての遣唐使仲間や同僚、教え子…自分より若い人たちにどんどん先立たれてるところがちょっと…(ノД`)・゜・。
ライトに真備を知りたいよって方には数年前にN●Kでやってた「大仏開眼」ていうドラマだとざっくり真備の人生がわかります。まさかの真備主人公ドラマですから…
皇太子が石原さとみちゃんでめちゃくちゃかわいいです。
長い生涯を3時間でまとめてるのでかなりスピーディーになっちゃってますが、私も真備をテーマにレポートに書こうとしたら20,000字超えた上に全然まとまらなかったので…この波乱万丈な人生を3時間では無理やで工藤…
興味が湧いた方はぜひ調べてみてください…
「元祖陰陽師」とか「カタカナをつくった」とか後世めちゃくちゃ色んな伝説が誕生しちゃってます。がまぁ…実際あんだけ色々やってたら伝説もうまれますわな…
私としては、称徳天皇は亡くなるまでの100日間、だれとも会わなかったが唯一その病床に出入りが許されたのは真備の娘(妹とも)の由利ちゃんだけだった…というのが最高にツボです…
え?知らんがなって??そうですよね…ただ勉強に疲れたので萌え語りをしたかっただけです…
奈良時代はキャラ濃い人沢山いるので皆さんも推しメン見つけてみてくださいね(?)
では長々と失礼いたしました~~やっちでした!